
午前7時の気温はマイナス6度。この冬一番の寒さ。雪もしんしんと降り積もっております。
どっからどう見ても、まるっと真冬なのじゃ。そう、きょうから師走だもんねぇ。1年はあっという間。早いことになっておる。
きのうの日本記者クラブで、各党党首の発言がTVで放映されました。極めつけは嘉田知事のこの一言。
「小沢さんを使いこなせずに、官僚を使いこなせますか」ピシッと言いきったあたり、なんともいい女だねぇ。サッチャー並みの「鉄の女」かも知れません。惚れ惚れいたします。
一方、官僚を使いこなせなかった上に、官僚の手下となって公約破りの消費増税に走り、さらに小沢を邪魔者扱いして追い出したヒキガエル野田よ、これをどう聞く!! 恥知らずめ。
さらに、ほとほと呆れるのは大マスコミ。嘉田知事に関しては「小沢かいらい説」まで繰り出しておる。バッカじゃなかろか、サンバでござる。
3年7か月にわたって検察情報を垂れ流し、小沢を悪人に仕立てて、なんか面白いことがあったかね。飽きもせずよくもまぁ、小沢たたきを繰り返すもんだと口あんぐりじゃ。
嘉田さんではないけれど、「そんなに怖いか」小沢一郎。
申し訳ないけど、小沢一郎、そこまで怖がるほどご立派な政治家かね? 功績を挙げれば、細川連立政権を打ち立て、民主党政権を成立させた立役者程度。あとは壊しっぱなし。だからどうした、と思います。
加えて、ようやく無罪が確定、政治生命もほとんどないじーさんだぜぇ。もっとほかに報道することないのかね? ホトホト呆れます。
ようは、小沢をモンスター並みに偶像化して扱うから、ややこしいことになる。
北海道新聞は「党運営や政策面で(小沢に)頼る姿勢が逆に目立っている」だ。モノには書き方ってもんがある。
また、どこぞのTV局の報道では「公約に小沢色」だそうな。いつまで、どこまでやれば気が済むのか、呆れてものが言えません。
ところでもう一つ、度肝を抜くほど呆れたのが、日本維新の会の石原慎太郎じゃ。そもそも、「原発をフェードアウトさせる」って公約がなんじゃらホイ。
フェードイン、フェードアウトは映画・テレビ用語。ラジオではスネークイン、スネークアウトとも申しますけど、これでは、わけ判らんです。
その「原発をフェードアウトさせる」すら、今回の会見で否定してしまったから、「え、えぇ~?」って話。日本維新の会、すっかり石原慎太郎に乗っ取られ、ガッカリでござる。
これまで散々威勢のよかった橋下徹も、すっかり面目丸つぶれじゃ。ここは石原慎太郎を袖にして、日本未来の党と連携してはいかがかね。
脱原発から、フェードアウトに後退し、さらにそこから後退するのでは、国民の理解は到底得られまい。
世間はというと、鈴木宗男さんのおっしゃる通り「自民党にはうんざり、民主党にはガッカリ」なのじゃ。
ここは第3極が無党派層を呼び込む千載一遇の大チャンス。石原慎太郎を外して、日本維新の会と日本未来の党で第3極連合ってことにならんのかい。
暴走老人をポイ捨てし、第3極連合ができたなら、ニッポンは大きく変わるかもしれないけど、どうよそのあたり?