おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

寒波でござる


 

午前6時の気温はマイナス7度。昨夜から今朝にかけての積雪はというと、ごっちゃり!!

道内各地はキンキンに冷え込んで、ご当地はもう完全に真冬モード。12月下旬から1月中旬並みの寒さだそうな。

今年は冬がまことに早い。この雪ならきょうあたりから完全に深雪パウダーなのじゃ。

きょうは町民向けに20%ディスカウントの商品券が売り出される日でござる。使用は町内限定ですけど、これでリフトの30時間券を買うのが毎年の恒例行事。

1日1時間滑って30日ってことですが、実際にはその日の雪、コンディション次第で2時間だったり、3時間だったりもするわけで、毎シーズンせいぜい20日ほどのお楽しみ。

硬い斜面と違って、ふあふあの深雪はひざへの負担も少なく、あまり疲れませんけど、それでも1時間はしっかり滑るのじゃ。その間の休憩は、リフトに乗ってる時だけ。けっこうな運動量でもござる。

それもこれも、あの独特の浮遊感が目当てなのじゃ。札幌からご当地へ移住した理由の一つは、この深雪パウダースノーを滑るためでござる。

オーストラリアをはじめ、ヨーロッパ、アメリカあたりから、ご当地のパウダーめがけてやってくるスキーヤースノーボーダーの気持ちはよくわかります。

ふあふあのパウダースノーってことでいえば、ご当地のスキー場がどうやら世界一。

もっとも、コースの長さ、距離なんかではアメリカ、ヨーロッパには到底かないませんがね。

きのう日中、おぢとハニーさんは、お隣ニセコ町の町民センターへ行ってまいりましたです。札幌のアメリカンスクールの生徒たちによる「ミュージカル・モダンミリー」の公演を観に行ったのでござる。

ニセコ町には約120人、我が倶知安町には約500人の外国人が住んでおる。そんなこともあり、ニセコ町に北海道インターナショナルスクールのニセコ校が今年オープンしたのでござる。

そこで今回、この学校の札幌校の生徒が来て、ミュージカルを披露したわけ。もろん、全編英語なわけで、語彙の少ないおぢはクラクラしましたけど、結構楽しく過ごしたのでした。

いかにも外国の学校だなぁ~ と思ったのは、このミュージカルで入場料500円なりを徴収したこと。確かにおカネ取った方が、生徒の頑張り方が違うかもしれませぬ。

それと、足の不自由な子がいて、その子が悪役を演じていたことにも驚きました。ニッポンの教師なら、悪役させるだろうか? 本人は嬉々として演技しておって、その頑張りようはとてもステキでしたけどね。

さて、

ビックリ仰天の珍事でござる。

朝日新聞によると、現職の総理大臣が、比例に重複立候補だそうな。自民党の森元総理以来とか。小選挙区比例代表選になってから、歴代総理や党首クラスは、重複立候補を辞退してきた。

今回野田は、小選挙区で落選しても、なんとか比例での当選を狙ったわけ。ようは保険かけたってこと。党首なのに落選の危機なのじゃ。もし落選したらカッコ悪いと思ったのか、まことに情けない。

地元千葉4区では自宅前で退陣デモが行われたというしねぇ…

そのヒキガエル野田が、北海道に来たそうな。札幌で街頭演説し、日本維新の会などの第3極について「合従連衡したがゆえに理念や方向性が分からない」と批判したそうな。

かましい!! 理念も方向性もない政治をしたのは、どこのどいつかね。ったくもう呆れてものが言えませぬ。

ただし、日本維新の会についての発言は正しいことになっておる。

「2030年代に原発はフェードアウト(消滅)と言ったと思ったら、石原慎太郎代表が見直すと言う。幹事長は見直さないと言う。訳が分からない」と指摘したそうで、久々にごもっともじゃ。

日本維新の会は、石原慎太郎が党首になってから、いきなりダッチロール。党としての体裁、ボロボロでござる。

この体たらくで第3極への流れが、維新の会から日本未来の党へ大きく変わると面白い。

 

自民党にはうんざり、民主党にはガッカリ」と言われる今回の選挙、脱原発の受け皿は、どうやら日本未来の党しかないって話なのじゃ。

もっとも「卒原発」ってのがなんとも分かりにくい。脱原発でよかったと思うけど、そのあたりどうよ。見かけによらずしたたかな嘉田さん、おせーて!!