
早起きして、ただいま午前5時半。
白白と夜が明けてまいりました。
気温はマイナス11度と予報通りの寒さだ。
今日は晴れの予報で最高気温はプラス5度にもなる。
三寒四温ってことかな???
写真は窓から見えるニセコアンヌプリとニセコ東急グラン・ヒラフスキー場だ。
さて、
政府は今回、「高額療養費制度」を3段階にわたって大幅引き上げすると言い出した。
患者団体や野党からの反発を受け、実施はいったん見送り、秋までに再検討することになった。
参院選を控えてのことだろうね、嫌な感じだ。
だけど一般国民は、そもそも、こんなもんに手を付けられては困るのだ。
大病になったら、ただでも不安なのに、医療費の心配までしないとならんことになるわけで、それってどうよ???
いまは「高額療養費制度」があるから医療費の心配は、ほぼないといっていい。
世界に誇っていい、優れたニッポンの医療制度なのだ。
もう5年以上前になりますけど、ハニーさんが「悪性リンパ腫」になった。
喉の奥に「痛くない出来物がある」ってことで義母に見せた。
義母はソッコー「痛くない出来物は早く病院に行った方がいい!!」とのたまった。
そしたら早期の「悪性リンパ腫」、おぢは多いにビビりましたが、抗がん剤が功を奏して、完解した。
「痛くない出来物」は要注意だ。
抗がん剤を約8か月、入退院を繰り返しながら投与、副作用の吐き気も薬で抑えられた。
きれいに剃り上げた頭も、のちにふさふさに戻った。
そんなことで、名称はただの「リンパ腫」でいんでないの??? などと結果、思いましたよ。
で、話は戻って、こんときも高額医療費制度のおかげで約30万円の支払いで済んだ。
もっともがん保険に入っていたハニーさんは、なんと焼け太りして儲かってしまったのだった。
高額医療費制度がないと、とんでもない支払いでがん保険でも追っつかないことになった。
毎日新聞電子版の医療プレミアムはこう書いている。
>高額医療費制度は家計を守る「最後のとりで」だ。
まことにごもっとも!!
厚労省は見直しの根拠に、実効負担率が2021年で85.46%と、2015年比で0.62%増えたことを挙げているそうだ。
悪いけど、こんなわずかな増加で見直しかい!! って話なのだ。
記事にあるように、現在の「みんなで支えあう」全世代型社会保障がいいのだ。
逆に厚労省の考え方は「あの人は病気で、所得はそれなりにあるのだから、高い医療費を負担して当然だ」ってことになる。
貧乏人は思わず納得しそうになるけど、これでは社会が分断してしまうという記事に「なるほど…」と思った。
政府は高額療養費の見直しで「取りやすい人から取る」と言い出したわけ。
記事は「これは公的医療保険制度を脅かすほどのインパクトを持つ」とした。
どうやら制度を根本から揺るがす一大事、「相当ヤバいこと」なのだと申しておきましょう。
「高額療養費の見直し」なんぞ、許さん。
医療費を見直すなら、もっと他にあるはずだと思うニセコのおぢだった。
参院選で痛い目みせてやるぅ~ とけさは元気なおぢだった…