おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「チャックに挟んだ」思い出…


休肝日明けの午前7時です。

お天気は今日も曇りで、ただいまの気温プラス18度。

きょうは最高気温27度の予想だ。

それにしても、よく寝たような、寝なかったような…

とはいえ午後10時には就寝してましたから9時間近く寝床にいた。

きょうも休肝日にしようと思ってます。

そんなこんなのきょうは、元気な30代のころのお話。

トイレに行き、小用して、そのまま股間のチャックを閉めたことがある。

もちろん酔っぱらっておったし、座りションなど誰もしてない時代のことだ。

当然のことがながら「ギャー」という痛さで、出血もした。

連日浴びるように酒飲んでいたバブル時代、加えて元気いっぱいの若さ。

数日後には痛みも消えて、なんちゅうことなく1週間ほどが過ぎた。

そしたら突然、尿道から「膿」が出た。

当時、男が尿道から膿が出るのは「淋病」と相場が決まっておった時代だったけど、この場合はチャックに挟んだのが明らかな原因だった。

泣く泣く当時住んでおった街の日赤病院へ。

なぜかベテラン女性看護婦さんが来て「パンツ脱いでください」と言われた。

日中にしかもシラフで女性の前でパンツ脱いだ記憶はなかった。

ゴム手袋を履いたベテラン看護婦さんは、親指と人差し指でつまんで左右にクルクル回した。

「そんなことするものではない」と思ったけど、口には出せません。

その奇妙な診察のあと、男性の医者がさらに診察した。

ここに至った事情を30代のおぢは事細かに説明した。

注射して、当時のことですから病院内で投薬していただき、病院の階段を下りていた。

下から若い看護婦さん二人がひそひそ話ながら上がってきた。

「さっき来た男の患者さん、チャックに挟んだって言ったけど、ウソよねぇ~、ガハガハ!!」

すれ違いざまのことだった。

反論などできるわけもなく、そのまま帰宅した屈辱の記憶はしっかりいまも残っている。

チャックに挟む前も、挟んでからも、そのころ女性とあんなことは一切ございませんでしたと断言できる。

山のようにあるトホホな黒歴史のひとつだ。

その話を先日旧友との飲み会で酔った勢いで開陳してしまった。

大受けしたけど、その後旧友はおぢを「あいつはチャックだからなぁ~」と言ってるらしい。

言わねばよかった…