
午前8時の気温は、マイナス1度。
写真のようにサラッと雪が降りました。
ニャンコは、人間様の朝食の残り、今朝はサバに群がってます。
その前にしっかりカリカリを食べたはずだけど、おぢとハニーさんの食事後に出てくる「ご飯」を、寒い玄関前で待ってるニャンコたちなのじゃ。
で、最後は皿をぺろぺろ舐めて、朝の儀式は終了。
トットと暖かいデッキ下の物置小屋に逃げるように帰るのじゃ。
こらぁ、もちょっと飼い主にべんちゃらせんかい、二千回!!
さっぱり愛嬌のないニャンコなのじゃ。
しかも家に来た郵便屋さんをはじめ、だれかれなくすり寄って、さっぱり番犬、もとへ番猫の役割は果たしておらんわけ、プンプン。
なんて無理を言ってはいけませんね、なんだかんだメンコイ・ネコたちなのじゃ。
さて、
きのうから民主党政権の目玉の一つ「事業仕分け」がスタートしましたです。
この事業仕分けを巡っては、新人議員が小沢一郎の意向で排除されるなど、いきなり多難のスタートなのじゃ。
元官僚を含む新人議員にさせるには、たいそういい仕事だと思うけど、小沢一郎のツルの一声で新人議員の参加は皆無となったのじゃ。
そりゃ新人議員の仕事は確かに「次の選挙で勝つこと」かもしらんけど、小沢ひとりに振り回される民主党、なんだかなぁ…
で、すっかりケチのついた形の事業仕分けなのだ。
おまけに亀ちゃんと社民党の福島おばも、仕分け人の人選にクレームつけておる。
亀ちゃんは、小泉政権で金融庁顧問だった川本裕子早大教授や、モルガン・スタンレー証券のロバート・フェルドマン氏を差し替えろなどと言っておるけど、そんなもんは無視するのがよろしい。
てきぱきムダを切るのが、ここは肝要なのじゃ。
今回の仕分け作業、3兆円を削ることになっておるそうな。
そのあたりを取り仕切ったのは、どうやら財務省だとか。
そもそも遡上(俎上が正しいですぅ)に載せた447事業、なんのことはない財務省が取捨選択したもので、事実上彼らによる仕分けが先んじて行われておったって事なのじゃ。
政治主導といいつつ、財務省の手のひらで踊っておるわけで、まことに困ったことなのじゃ。
百歩譲って、今回は新政権ができたばかり、しかも初の予算、準備も何もうまく進んではおらないわけで、やむをえない感じもするけど、それでもなんだかなぁ…
来年こそは、きっちり行政刷新会議が取り仕切るか、国家戦略局が取り仕切るか、いずれにせよしっかり仕分けしてもらわんことには、どもこもならん。
その国家戦略局、いぜんとして「室」のままで、菅副総理も何してんだか状態じゃ。
もっとも、いつ鳩山総理が「故人献金」がらみで辞任するかもしれないわけで、いまはタナボタ総理もあるってことで、自重しておる風情なのじゃ。
つまらんおやじじゃねぇ。
そんなこんなで、あれこれ問題が続出してきておるのが、いまの民主党なのじゃ。
じゃぁ、も一度自民党か、というと、こちらもねぇ。
「いつも支持するのは野党」の予定のおぢだけど、今の自民党ではどもこもならん。
なにせ、これまでの反省ってもんがない。
それがないから鳩山さんに「あなた方に言われる筋合いはない」って言われちゃう。
ちゃんと「新生自民党」になっておれば、「あれは過去の自民党、今は違う!!」と言い返せるけど、旧態然の自民党ではねぇ。
株価だって、かつて日経平均はバブル絶頂の1989年にに3万9千円も付けたけど、その後はITバブルを除いて、もう20年ずーっと下がりっぱなし。
自民党政権なら株価も上がる「神話」もすでに崩壊、過去のお話なのじゃ。
いずれにせよ、この先最低4年間は民主党政権が続くわけで、官僚支配からどう脱却するか、そして経済発展の道筋などなど、希望が持てるニッポン国の新ビジョンを示してもらわんことには、困るのじゃ。
その間、自民党におかれては、大改革、大反省していただいて、ちゃんとした民主党の対抗軸になってもらわんと、困るのじゃ。
ニッポン国が優れて住みやすい、いい国になるには、まだまだ道遠し、って感じかねぇ…