おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

上品とは到底思えない「恵方巻き」、流行らせたコンビニの大罪


午前5時になったところです。

気温はマイナス10度ですが、今朝も雪は降っておりません。

いつもの年なら午前4時ごろから「ガーガー」と除雪の重機が唸りを上げ、やかましいのですが、それもない。

除雪業者はこの冬食べていけるのか?

町の「除雪費」だって、今年は大いに余るに違いない。

「大雪が大前提」で成り立つ町ですから、あれこれ心配にもなってくる今日この頃なのだ。

写真は1日と2日にお隣ニセコ町で開催された「ニセコジャポニカ2020」の一コマ。

外人さんが太巻きに挑戦しておりました。

出来上がった太巻きは、輪切りにして、おいしくいただいておりました。

そんなこんなの今日この頃、おぢにとっての朗報が飛び込んできた。

奥さんのハニーさん、1月31日から3クール目の入院をしておるのですが、抗がん剤による吐き気がほとんどないというのです。

入院翌日に「リツキサン」の投与が始まりましたが、これはハニーさんの場合、単に眠くなるだけ。

そこは安心しておりました。

きのうからはいよいよ心配な抗がん剤の投与が始まり、おぢも心がざわついておった。

そしたら夕方、ハニーさんから電話、いきなり元気な声なのだ。

「吐き気がないの!」という。

おかげさんで嬉しくなって、昨夜は抗うつ剤なしで快眠した。

今回は抗がん剤を投与する前に、吐き気止めの薬を服用したそうだ。

担当医師が、人それぞれ違う副作用に対し、あれこれ工夫してくれているようなのです。

最初の入院では3日吐き気がして食事どころではなかった。

実際、水を飲んでも吐いたというし、食事の匂いだけでもダメだったとか。

2回目は、そこがずいぶん改善したけど、それでも吐き気があった。

3回目の今回は、通常の食事こそできなかったそうですが、カップラーメンをしっかり食べたそうだ。

前回は「赤いきつね」だったけど、今回は「カップヌードル

そこんとこの違いは良くわかりません。

そんなことで、3クール目もあと数日の辛抱なのだ。

もうすぐ一時退院できるのです。

その後は、我が家の家庭医「野の花診療所」で数日間にわたり注射を続けるそうだ。

そんなこんな「寛解」に向かって順調な経過をたどっておるような気がします。

そこはとってもありがたい。

手稲渓仁会病院のグラマー美人女医さんに感謝です!!

話は変わりますが、

例の「恵方巻き」の時期がやってまいりました。

おぢはあれが大嫌いだ。

上記写真の外人さんは楽しく巻いてましたけど…

まずは食べてるその姿、その格好、とても上品と思えない。

豪華食材が巻かれた持ちきれないほどの太さの「恵方巻き」を美人女子アナが口にする姿、どうにかならんのか?

っていうか、そもそも絵にならんわけだし、上品さのかけらもない。

そもそも、寿司ってパクッと一口で食べるもんではないの?

こんなもんを流行らせたという、どこぞの「コンビニチェーン」、売上さえ上げればいいってもんではないだろう。

第一、大量に余って、もったいないことに大量廃棄もニュースになった。

今年はどうなんだ???

加えて、裁量のないコンビニオーナーには販売ノルマも課せられる始末。

おかげで「オーナー」とは名ばかり、実際はコンビニ本部に隷属させられてることまで明らかになっちゃった。

おぢは一口で食べられる「太巻き」はもちろんおいしくいただきます。

ですが、長さが10センチも15センチもあって、直径も5センチはあろうかという「恵方巻き」はご免だ。

第一、食べきれない。

しかも家族そろって毎年指定の方向を向いて食べるという、妙ちくりんな絵ずらは想像するだけで気持ちが悪い。

そもそも、関西のどこぞの地方の風習だそうですから、そちらだけで勝手にしておればよかったこと。

百歩譲って、お寿司屋さんのいわゆる「かんぴょう巻き」「かっぱ巻き」の太さならまだわかる。

あれならサッと食べ切れるでしょうけど、それでも上品に見えるかね?

それが豪華食材が満載で、持ちきれない太さですからどもこもならん。

そんなロクでもないもんをノルマとして課せられるオーナーも哀れ。

それも余って捨てるのでは「バカ丸出し」だ。

トットと止めていただくのがよろしいと思う。

バレンタインはチョコ業界の陰謀だった。

ホワイトデーも似たりゴンベの陰謀らしい。

それもこれも苦笑いで済む。

だけど「恵方巻き」だけは許せないおぢなのだ。

いい加減に千回、二千回と思う節分の朝でござる。