おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

日銀調査「暮らしにゆとりがなくなってきた」


午前7時の気温はマイナス5度。

予報によると、きょうは昼前から雪または雨のお天気だ。

雨とはねぇ、、すっかり寒さも緩んだようです。

さて、

日銀が個人に暮らし向きなどについて聞いたところ、「ゆとりがなくなってきた」という回答が増えてきたという。

賃金が上がらない中で、物価が上昇しておるためだという。

また足元の景気については、1年前に比べ悪くなったという人の方が引き続き多いそうだ。

ただし、マイナス幅は縮小したという。

また、「景気が悪くなった」と答えた人の方が引き続き多くなっているけど、こちらも少し回復しておるそうな。

その一方、暮らし向きに「ゆとりが出てきた」と答えた割合から「ゆとりがなくなってきた」と答えた割合を引いた値は、マイナス33.7ポイントとなり、前回の調査より1.8ポイント悪化した。

景気の受け止め方は改善したけど、暮らし向きは悪化しておる。

つまり、物価は上昇傾向だけど、賃金が上がらないので暮らし向きが良くならないのだと、日銀は分析しておる。

日経平均株価は上がっておりますが、足元の庶民生活は「ゆとりがなくなってきた」ということのようだ。

これとは別に、

内閣府が小売店の店員や中小企業経営者に聞いた景気実感調査「景気ウォッチャー調査」というのがある。

これによると、去年12月は「景気の現状を示す指数」が前回の調査より0.2ポイント低下して53.9となり、5か月ぶりに悪化したそうな。

また、2ヶ月から3ヶ月先の「景気の先行きを示す指数」も、2か月連続で悪化しておる。

内閣府は、「人手不足や、原油価格の上昇による燃料費の負担増が今後、どう影響してくるか注意が必要」だとしておるそうな。

1月の年明け早々ではありますが、日経平均株価の上昇以外、ニッポン経済、あんまりいい話が聞こえてきませんです。

アメリカではその株価もそろそろクライマックスだとする見方もある。

ニューヨーク証券取引所が大幅調整となれば、東証も凍傷でしょうか?

どうにもさっぱりなアベノミクスでござる。