おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

遠い春…



暖かい一日でござった。
久々に晴れ渡り、気持ちのいい日曜日じゃね。
おぢはというと、お山にハイクした疲れがどうやら残っておるらしい。
きっちりストレッチして筋肉の疲れを取ったつもりだったけど、身体のあちこちがだるいんだなぁ。
風邪が治りきってないのに無理しちゃったかもね。
さすがに今朝はスキーに行く気にはなれんかった。

午後、札幌へ。
いつものようにババのご機嫌伺い。
ちょいと機嫌が悪い。
どうやら家に帰りたい様子。

「革のコート持ってきてよ」とババ。
「病院で革のコート着てたら変でしょ」とおぢ。
「家帰るのにこの格好じゃ寒いっしょ」。

もう家には帰れないとは言えない。
「まだ1月だよ、きのうもマイナス10度なんだから、春になったらね」とおぢ。
「春かい…」と答えるババの顔が曇った。

体力が衰えてきておることに自覚はあるようだ。
それでも食欲は回復し、点滴もしていない。
「自分は十分元気だ」との思いもあるようだ。

余命6ヵ月と言われて3ヵ月が過ぎている。
悩ましい。
もう少し長生きして、暖かくなってから、なんとかもう一度だけでも家で過ごさせたい。
だが春にはまだ遠い。
どうしたもんか…