おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

オンボロ原発の運転期間を延長して延々70年も動かすのは危険だと、人間を70年しているじーさんは思う


午前6時になりました。

ただいまの気温マイナス4度。

冷え込みは少し緩んでおります。

そんな中、

ご当地スキー場はきょう「ファミリーコース」がオープンだそうな。

一番下のコースってことらしい、残念です。

写真は愛媛県の農家から届いた「紅まどんな」

ゼリーのような食感でなんとも美味だ。

12月だけ、期間限定のお楽しみですぞ!!

さて、

きのうのTBS報道特集を見て、政府の原発政策のデタラメには呆れかえった。

これまで政府は、福島第一原発事故を経て、原発の運転期間は40年、1回に限り20年延長できるとしておった。

今回は、原発事故で停止していた期間は「カウントしない」というメチャクチャな論理を持ち出した。

これにはひっくり返った。

しかもこれを「束ね法案」という、一括して国会を通そうという、ずる賢い姑息なやり方だから腹も立つ。

そんなことで、70歳を超える老朽原発がまかり通るということらしい。

単純に怖い。

番組でも紹介しておりましたが、そもそも原発を建設した際に「耐用年数40年」された。

フクシマの事故を経て、例外的にさらに20年延長できるとして、驚いたけど、ここにきて「停止期間はカウントしない」論法だ。

科学もなにもあったもんではない。

考えてみてくださいな、70歳を超えたじーさんは若者並みに仕事できますかね?

現在71歳のおぢは週に3~4日、自宅でマイペースだから何とかこなしているようなもんだ。

若者並みにフル稼働などできるわけがない。

健康なじーさんですら、そんなことなのに、中性子を延々浴び続けている原子炉本体が70年も持つとはシロウトにも考えにくい。

ウクライナ侵攻による電力危機だからといって、危険すぎませんか!! って話だ。

まったく科学的な根拠なしの延長で、ニッポン国は安全か?

第一、今回のウクライナ侵攻でザポリージャ原発が攻撃されたり、占拠されたりでビビったばかり。

国の安全保障の観点から「原発を稼働させる」はアホウだ。

国の安全保障の観点から「早期に廃炉」にするのがウクライナ侵攻からのご教訓だ。

3割程度の支持率の岸田内閣が、こんな重要なことを「束ね法案」で通そうという。

これで、広島・長崎、フクシマ、そしてさらにもう1回、ニッポン国で原発の過酷事故が起きる可能性が出てきた。

バカも休み休みしていただきたいと申しておきましょう。