おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

あれこれ想う朝なのじゃ

午前7時の気温は零度。
曇り空です。
暖かい朝なので、ネコ一家も元気な様子じゃ。

このネコ一家、朝はいつも玄関前で、食事の催促をするように待っておる。
で、慌ててカリカリを用意いたします。
毛色もあんまりよろしくない元野良ですけど、母ネコはすっかりなついてメンコでござります。
動物など生まれてこの方飼ったことないおぢが、すっかりネコにはまってるわけ。
不思議じゃねぇ…

さてその昔、元祖アイドル・ジャニーズというのがござりました。
このグループに続いて出てきたのが、フォーリーブス
男性アイドルグループのはしりでしょうかね。

その一員、青山何がしが亡くなったと、朝からワイドショーが報じておる。
同い年なのねぇ、亡くなった青山さんってば。

フォーリーブスの中では一番人気でしたかしらん。
生真面目そうな雰囲気で、真面目な女子から人気を集めておったような気がしますです。
肝臓がんだったそうで、なんともご愁傷様じゃ。

考えてみれば、おぢの4歳年下の従兄弟も肝臓がんで亡くなっておりまする。
兄弟のいないおぢにとっては、従兄弟は弟みたいな存在でござりました。
そん時でしょうかね、「そろそろ今後の生き方考えないと、時間がないなぁ」などと思ったのは。

というのも、おぢと従兄弟は共に母子感染のB型肝炎でござった。
おぢの場合は、陰転しておって、いわば休眠状態。
だけど、彼はきっちり検査もせず、職場の検診で引っかかっておったのに放置していた。

たぶん肝臓のGOTが異常に高かったと思うけど、何もしていなかった。
そして、突然下血し、わずか1ヵ月で他界したのじゃ。
40代のあっけない人生でござりました。

これがきっかけでした。
「できるだけ早く終の棲家で暮らそう」と思ったのは。
そして、母の死、ハニーさんとの結婚、でご当地に移住いたしました。
健康には気を使っているつもりではありますが、50代も後半になれば何があってもおかしくない年ではありまする。

60歳の壁を越えられずに亡くなる方も多い。
こうしてハニーさんと楽しく暮らす「おぢにとっての幸せ」をかみしめておりまする。
いまは、この貴重な時間が、出来るだけ長く続いてほしいと願うばかりです。

ところで今朝、「真狩村のよっちゃん」が来ましたです。
前にもお会いしているではありますが、立ち話ですがあれこれお話いたしました。
さっぱりした好青年でござります。

ネコ好きゆえ、我が家の元野良には興味津々の様子でござりました。
お互い移住組ってこともあり、近々、奥さんともどもお食事でもいたしたいと思っておるのでござります。
あれこれ、出会いと別れがあるのが人生でござりましょうか。

人生の第4コーナーを回った50代後半のおぢ、残り直線何メートルあるのか分かりませぬが、楽しく元気に過ごしたいとしみじみ思う、フォーリーブスの青山さんが亡くなった朝でござります。